2022.10.28
足場工事に必要な資格と足場職人が業務をする上で有効な資格の種類
足場関連の資格にはさまざまな種類があり、業務をする上で必須の資格から技術を認定するもの、管理者として働くために必要なものもあります。
どれも足場工事を安全に進めるために必要な資格ですが、実際にはどんな資格があるのでしょうか。
この記事では足場工事に必要な資格、業務に有効な資格の種類をご紹介します。
足場の組立て等作業従事者特別教育
「足場の組立て等作業従事者特別教育」は足場の組立て、解体、変更等の作業に従事する作業員に受講が義務付けられています。
つまり、特別教育を修了していなければ作業をすることができません。
特別教育は足場からの墜落・転落事故を防止するための基本の資格となります。
足場の組立て等作業主任者
「足場の組立て等作業主任者」は吊り足場、張り出し足場、高さ5メートル以上の足場の組立て・解体等の作業を行う際に指揮監督をするための資格です。
足場事業者は上記の作業を行う際に労働災害の防止のために作業主任者を専任しなければなりません。
作業主任者の受験資格は一定の実務経験が必要であり、ある程度の現場経験を持っている人が管理者として働くための資格です。
また作業主任者は概ね5年ごとに「足場の組立て等作業主任者能力向上教育」の受講を求められます。
とび技能士
「とび技能士」は鳶職全般の技能を認定する資格です。
鳶作業の段取りや仮設建物の組立て・解体、掘削、土留め、地鳴り等、とびに関する能力を問われます。
3級~1級まであり、2級と1級は実務経験が必要で、内容も高度です。
特に1級を取得すると高い技術と実務経験を有していることの証明となります。
学科試験と実技試験があり、とび職としての技能を認定します。
施工管理者等のための足場点検実務者研修
足場は作業前や変更後、悪天候後などに法令に基づき点検を行う必要があります。
「施工管理者等のための足場点検実務者研修」は足場の点検者に必要な資格の1つです。
建設工事等の施工管理の実務に従事した経験があり、店社の安全衛生部門で足場の設置計画書の審査、工事現場の安全パトロール等の業務を担当しており、安全衛生規則に基づく足場の措置や点検を行う者に対する研修となります。
足場の資格にはさまざまな種類がある
足場の資格の代表的な資格をご紹介しました。
足場工事では様々な種類の資格があり、高い知識と技術を持っている作業員が安全に作業をしています。
仮設足場そのものにもさまざまな種類がありますが、それぞれの特性を理解して安全に組み立てるための資格の整備もこれらの足場に対応しています。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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