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2021.03.12

吊り下げられているのが特徴の吊り足場の基準や図面について解説


工事で用いられる吊り足場は、上から下へと吊り下げられているのが特徴の足場です。

たとえば下が水面の橋梁工事や造船など、

地上からだと足場を組めない場所で吊り足場が用いられやすいです。

では吊り足場について簡単に説明します。

 

 

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吊り足場の組み方とは

吊り足場の組み方は、通常の足場の組み方とは異なります。

通常は地上から足場を組み立てていきますが、吊り足場の場合はそうではありません。

吊り足場は、空中で水平の方向へと組み立てます。

独特の組み方なのは間違いありません。

また移動床も組めば、足場を簡単に移動させられます。

足場を組み立てるロスがなくなるため、スピーディーな工事を期待できます。

 

 

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吊り足場にはさまざまな基準が定められている

吊り足場を組む際は、さまざまな基準があります。

厚生労働省の定めた基準がありますので、それをクリアしていない材料は吊り足場に使えません。

吊り足場にはワイヤーやチェーンなどが必要不可欠ですが、

これらの材料には細かい基準が定められています。

チェーンが伸びてしまっていたり破損している場合は、安全ではないためもちろん使えません。

吊り足場は便利な足場ですが、一般的な足場と比べてさらに安全性が求められます。

厚生労働省が労働安全衛生規則を制定していますので、

その基準に則った材料を使う必要があります。

また吊り足場上では、不安定な作業が禁止されています。

はしごなどは足場が不安定になりますから、事故を防ぐ観点から使えないのです。

 

 

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吊り足場の図面について

吊り足場の図面には、さまざまな情報が記載されています。

図面を見れば、主に足場を吊るための吊り材や

作業員が実際に作業する作業床の情報をチェックできます。

また吊り足場を構成する製品情報を1つとっても、かなりくわしくわかります。

作業床の材質がったい何でできているのかや、

ジョイント部分や脱落防止ピンなども吊り足場の図面によっては確認可能です。

全体の図面はもちろんですが、各製品ごとの図面も吊り足場を知るのに参考になります。

吊り足場に使われる作業床の材質は複雑な構成をしていますので、

吊り足場を深く知りたい場合は図面を参考にするようにしましょう。

 

 

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まとめ

下に足場を組みにくい橋梁工事などで、吊り足場は活躍しています。

上から吊る方法で足場を作るだけに、さまざまな安全基準が設けられています。

くわしく知りたい場合は吊り足場の図面が参考になりますので、チェックをおすすめします。

 

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