2022.08.19
足場の荷揚げを効率化するリフターとは?リフターのメリット
足場設置の際には足場材の荷揚げ作業が不可欠です。
足場工事の荷揚げ作業は小さなミスが大きな事故につながるおそれがあるため、ルールに従って確実に行う必要があります。
また、荷揚げ作業はリフターを活用すると作業効率がアップできて便利です。
この記事では足場のリフターのメリットや注意点をご紹介します。
足場の荷揚げの手順
足場の荷揚げは一般的にクレーンで行います。
クレーンでの荷揚げ作業は厚生労働省で手順が定められており、玉掛有資格者が行います。
準備として移動経路、シャックル、介錯ロープを点検します。
1.クレーンの2方向から見て荷の重心の真上にフックを下す
2.荷の重心、吊り角度が30度~60度であることを確認してシャックルを付ける
3.介錯ロープを付け、微動巻き上げする
4.ワイヤーロープが効いているかを確認
5.補助者を3m以上避難させ20~30cm荷を微動巻き上げする。その後玉掛者が3m離れる
6.床上2mで停止
7.介錯ロープでクレーンを先導し移動
8.枕木の上で止める
9.補助者を避難させ枕木の20cm上で一ト方向を修正し停止
10.枕木の上に下す
11.2方向から荷の座り具合を確認
12.さらに巻き下げる
13.フックからワイヤーロープを外し2m巻き上げる
リフターで足場の荷揚げが効率化できる
足場の荷揚げ作業は人員が必要で時間もかかります。
そこでおすすめなのがリフターを利用する方法です。
足場用のリフターは各メーカーからさまざまな製品が発売されており、設置することで足場の荷揚げ作業を効率化することができます。
リフターの中には使用するにあったって免許や資格、届け出等も不要で使用することができるものが多数あります。
高所への荷揚げを機械化するため、荷揚げ時の落下リスクがなくなり、仮設足場を安全に施工することができるようになります。
また、大型重機が入れないような狭小地への設置も可能です。
リフターは最大積載量が大きいものもありますが、基本的に大きい部材や重い部材などは従来の手順で荷揚げするようにしましょう。
リフターを活用して作業の安全性と効率アップ
足場の従来の荷揚げ方法とリフターのメリットをご紹介しました。
リフターを上手く活用することで荷揚げ時の作業員の転落事故のリスクがなくなり、安全に荷揚げ作業をすることができます。
リフターは製品により特長が異なりますので、現場に合った製品を採用し、最大積載量など製品の使い方を守って利用することが大切です。
リフターを活用して安全性、効率両方をアップさせましょう。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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