2019.03.22
足場の種類と特徴
足場にも何種類があり、それぞれに特徴があります。
値段に大きな差はありませんが、工事をする上での作業性や安全性に違いがでてきますので、
一度どの種類の足場を使用して工事をされるのか確認されることをおすすめします。
▶︎戸建て工事でよく使用される足場の種類
使用する足場によっての価格差はほとんどないですが、
それぞれ特徴があることからお家にあった足場、職人さんの使用しやすい足場を業者が選定して使用します。
皆さんがおそらく一度は目にされたことがある、
戸建て住宅での工事でよく使用される足場をご紹介いたします。
・くさび緊結式足場(ビケ足場)
近年で一番目にすることの多いのが、くさび緊結式足場(ビケ足場)です。
一般的にはビケ足場と呼ばれ、ブラケットと呼ばれる金具と、凸金具、凹金具を組み合わせ固定する足場です。
組み立てや解体がしやすいこと、踏み板の幅が広く立ちやすい、
足場自体も安定しており横揺れがしにくいなど非常に作業がしやすく、一番お勧めの足場です。
ただ足場を設置、解体する際に、ハンマーでパイプを叩いて固定するため、騒音が発生します。
事前に近隣の方へお声掛けしておくなど配慮を忘れない様にしましょう。
またビケ足場を組むためには外壁と塀との間に最低90㎝のスペースが必要となります。
90㎝が確保できない場合は、お隣の敷地の一部をお借りする、
もしくは他の種類の足場を使用することとなります。
・単管ブラケット足場
ブラケットと呼ばれる金具を使用し、ボルト金具で補強し組み上げる足場です。
金具で補強し組み立てるため、登った際の安定感、風に対しての耐久性が高いことが特徴です。
またブラケットを使用することで踏み板を設置することができるため、
単管足場よりも足元が安定し、作業が容易になります。
単管足場よりも安定感があること、またビケ足場が塀と外壁との間に90㎝必要なのに対し
単管ブラケット足場は40㎝で良いことから、ビケ足場の次に多く利用されている足場です。
設置する際には、ボルトに緩みがないように締めておかないと足元が不安定になります。
またビケ足場と比較すると、ボルトを締めるのに時間がかかることから設置に時間がかかります。
・単管足場
単管という長い鉄パイプ2本を抱き合わせることで、形成される足場です。
職人さんは2本のパイプに足をかけて作業を行います。
パイプとパイプの間に隙間があるため、
足を滑らして落ちない様に、また物を落とさないようより注意が必要となります。
不安定な足元での作業となるため、作業性、安全性ともに低いことから、
近年ではあまり使われることがありません。
ただし、隣の家と隣接しているなど、
どうしても足場を設置するスペースがない場合に使用されることもあります。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
会社名:株式会社 栄建
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業務内容:足場工事一式(規定)