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2023.10.20

ー足場板の素材にはどのような種類がある?素材ごとの特徴ー

足場は建設現場で安全に作業するために不可欠な素材です。
足場に使う足場板にはさまざまな種類があり、素材によって特徴や強度、耐久性などに違いがあります。

ここでは、足場板の素材の種類と特徴について解説します。

 

足場板とは

足場板は、高所で作業する際に支持物に乗せて人が作業できる状態にする道具です。
足場上では人が歩いたり、足場板の上で作業をしたりする床となります。

足場板には片面使用タイプと両面使用タイプがあり、長さが決まっている「定尺型」と、用途に合わせて長さを調節できる「伸縮型」があります。

 

足場板の素材の種類

足場板の種類は大きく金属製と木製に分かれ、金属足場板には「スチール製足場板」「アルミ製足場板」、木製足場板には「杉製足場板」「合板足場板」があります。

 

スチール製

スチール製足場板(鋼製足場板)は、軽く取り扱いやすいことから建設現場で広く使用されています。
アルミ製足場板よりも重量はありますが、強度も高くたわみが少ない点が特徴です。

 

アルミ製

アルミ製足場板は耐久性に優れており、多くの現場で使用されています。
軽量で輸送コストが抑えられる点も大きなメリットです。

軽く丈夫なため、高所作業も効率化でき、表面に円周フランジ加工が施されているものもあり、水、油、砂などの付着や凍結に強く、近年人気が高まっている足場床です。

 

木製足場板の代表格として杉製の足場板があります。
杉製足場板は、滑りにくさや番線で締めやすい一方で、温度や湿度の変化により木材が伸縮するデメリットもあります。

近年では金属製の足場板が主流になっていますが、木製の足場のみを使用する現場もまだ多くあります。

高速道路の橋梁などで使われる杉製の足場板は3~5年で役割を終えます。
その後は工事現場の足場として使用され、さらにそのあとは土留板として利用されます。

 

合板

複数の薄い板材を接着剤で張り合わせて作られる合板足場板は、木製足場板で起こりやすい伸縮を抑える働きがあります。

奇数枚の薄板を木目の方向を直交させて張り合わせ、単板構成比を60~80%にしてたわみを少なくし、木製足場板としては特に丈夫な構造になっています。

木製足場板には「NZパイン合板」「国産材合板」「エコ合板」があります。

 

足場板は素材により使う現場が異なる

足場板の素材の種類や特徴について解説しました。

足場はスチール製、アルミ製、杉製、合板製とそれぞれに特徴があり、その特徴を理解しておくことが現場の安全性を高め、作業の効率化にもつながります。

 

名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。

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