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2021.09.24

規格で色々と定められている足場メッシュシートのあれこれ

建物の周囲に組み上げられた足場をメッシュ地のシートが覆っている光景は、

塗装などの外構工事や建築現場などでよく見られます。

あのシートはどういった目的で設置されているのでしょうか?

実は、とても重要な役割があって、施工の仕上がりにも影響を及ぼすものなのです。

ここでは足場メッシュシートについて解説していきます。

 

 

足場メッシュシートの役割とは

目隠しするように足場を覆う足場ネットシートや養生ネットには色々な役割があります。

まず、第一にボルトなどの建材や工具類を万が一落としてしまった場合、

足場を組んでいる範囲より外に飛んでしまうことを防止する役割があります。

建材や工具などは落としてしまわないように細心の注意を払って作業を行いますが、

発生をゼロにするのは難しいものです。

ですので、真下を通る人に怪我をさせてしまったり、

そばに駐車している車など傷をつけてしまわないよう、

万が一に備えて足場メッシュシートは設置されています。

もう1つは、塗装時の塗料が飛散して、

隣家の壁や地上にあるものを汚してしまう可能性が考えられるため、

飛散防止の役割も足場メッシュシートにはあります。

また、風などの影響を受けにくくなるために、塗装の仕上がりにも差が現れます。

 

 

足場メッシュシートにはどんな種類があるの?規格はなに?

足場メッシュシートに使用するものは、覆えるものなら何でもよいわけではなく、

基準や規格で定められた要件を満たすものを使用しなければなりません。

社団法人仮設工業会による足場メッシュシートの認定基準というものがあり、

・建築工事用シートの日本工業規格で定める防炎性があるもの

・経年劣化がしにくく強度などのムラが発生しにくい合成繊維の素材であること

などの条件を満たすものと定められています。

 

 

足場メッシュシート、1類と2類の違いとは?

足場メッシュシートには1類と2類という区分があり、簡単に言うと強度に違いがあります。

1類は、メッシュシートのみで飛来落下物による危害防止に使用するもので、

2類のメッシュシートは金網等と併用して危害防止に使用するものになります。

 

 

まとめ

足場メッシュシートは設置目的・用途に合ったものを使用することが大切です。

塗料の飛散防止ならブルーシートのような、

網目のないものの方が良いように感じるかもしれませんが、

暗く通気性が悪いために塗装のムラなどが発生しやすく、作業者にとって過酷な環境にもなります。

一方で、網目の粗いメッシュシートは遮光性が抑えられて通気性も確保出来ますが、

塗料の飛散防止の役には立たなくなります。

足場メッシュシートにも様々なサイズや種類のものがありますが、

設置目的や用途に適合するものを選ぶことが大切になります。

 

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