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2019.07.12

職人の仕事について簡単に

高い場所で活躍する作業員

鳶職人は、建設現場で働く建設作業員の中でも、高い場所での作業が多く、危険を伴う専門性の高い職種です。
一口に高所作業といっても、担っている作業には、いくつかの種類があります。
鳶職人の仕事内容について見ていきましょう。

鳶職人の種類

鳶職人は、携わっている作業によって、「足場鳶」「鉄骨鳶」「重量鳶」と分類して呼ばれることがあります。

・足場鳶

建設現場で足場を組む鳶職人です。
足場を組む作業は、建築図面から建物をイメージして、
後から作業に入る、他の職種の職人の作業性がよいように、作業効率を考えて行うことが求められます。

・鉄骨鳶

鉄骨造の建物において、建築図面をもとに骨組を組む職人をいいます。
鉄骨をクレーンでつり上げて、高所で組み立てを行います。

・重量鳶

足場鳶と鉄骨鳶と比べて、専門性がより高い鳶職人です。
建設現場での重量鳶は、建築物の内部に機械などの重量物を据え付けます。
土木工事における重量鳶は、橋脚工事において主桁架設などを行います。
足場鳶・鉄骨鳶が一般的によく知られる鳶職人です。
「鉄骨鳶」と「足場鳶」の、双方を兼ねている場合もあります。

鳶職人になるには

鳶職人には、鳶職人を養成する専門の学校はなく、基本的に学歴を問われることはありません。
鳶職人になるためには、中学校卒業後や高等学校卒業後に、鳶職人や土工など専門の建設会社(サブコン)で見習いとして働き始めます。
雇用形態は勤務先によって異なりますが、日給月給制をとるところが多くなっています。
最近は改善傾向にありますが、社会保険などの福利厚生が十分でないところが多く見受けられますので、
気になる人は就職前に確認しておきましょう。

実力重視の仕事

法律により、18歳未満では高所作業が禁止されていますので、
18歳になるまでは、高所作業を伴わない運搬などの業務を行うことになります。
見習いの間は、先輩から現場で教わりながら、仕事を覚えていきます。
鳶職人は、年功にとらわれない、自分の腕前が全ての実力重視の世界です。

ステップアップするには

鳶職人として一通りの仕事を覚えて一人前になった後、何年か経過すると、職長として現場を任されるようになります。
実力重視の鳶職人の世界では、若い職長が、年上の鳶職人の上に立つこともよくあります。
職長になるには、「足場の組み立て等作業主任者」、「玉掛作業者」などの資格が必要になります。
また、新たに職長としての仕事を始めるときには、
「職長・安全衛生責任者教育」という講習を受講することが義務付けられています。
「とび技能士」という鳶職人の技能を評価する国家検定もあります。鳶職人としての実力を証明することのできる資格です。
職長としての経験を経た後は、会社の管理部門の業務を担うか、独立して会社を起こす、
あるいは、一人親方としてさまざまな建築現場に携わるといったことが考えられます。

 

名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。

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