2019.01.25
足場のあれこれを理解しよう!
住宅リフォームをする際、必ず必要になってくる「足場」ですが、
足場について詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか?
足場は、リフォーム作業をする方にとって、
安全に効率よくリフォーム工事を進めるためにもとても大切なんです。
また、足場を設置することによって、作業品質もアップします。
足場はなぜ必要?
例えば、外壁や屋根など、高所での作業をしたい場合、脚立ではとうてい間に合わない高さですよね。
足場があることによって足元が安定するので作業員さんの安全を確保することが出来ます。
建設業での死亡事故の約4割が、墜落・転落事故と言われていますので、
こういった事故を防ぐためにも足場の設置は必要不可欠なのです。
また、細かい部分の作業がしやすくなるため、塗装の塗りムラが減り、作業品質が安定します。
それだけでなく、足場を設置することで、塗料などの飛び散りを防ぐ飛散防止ネットを張ったり、
防音ネットや防塵ネットを張ることが出来るため、
万が一のご近所さんへの被害やクレームを最小限に食い止めることが出来ます。
▶︎くさび式足場
くさび式足場は、「ビケ足場」とも言われ、各部材に「くさび」と呼ばれる凸金具を備え、
その凸金具同士をハンマーで打ち込んで固定して組み立てていく工法のことです。
凸金具はユニット化されているため、組み立てが簡単で、近年よく取り入れられている工法です。
設置時間目安は、だいたい4時間程度、解体は3時間程度で終わることが多いようです。
強度があり、組み立て時間も短く済むことがメリットで、低中層階の建物に向いています。
場所によっては設置できないこともあります。
▶︎枠組み足場
枠組み足場は、「ビティ足場」とも言われ、
鋼管で造られた鳥居型建枠ユニットで組み立てられた足場のことを言います。
建枠に、筋違い・布板を組み合わせて強度を上げており、
45mの高さの建物まで施工できるため、高層ビルやマンションにも採用されています。
軽量な部材を使用しているため、組み立て・解体が簡単なことがメリットで、最もオーソドックスな工法です。
コストがかかることがデメリットですが、安全性も高く作業員さんも安心して作業が出来ます。
▶︎単管足場
単管足場は、直径48.6mmの単管と言われる「鉄パイプ」を組み合わせて造られた足場のことで、
足場板を設置しないため、組み合わせたパイプに乗っての作業となり、作業員さんに危険が伴います。
部材が重いため工期が長くなるのがデメリットですが、
狭い場所や、小規模な工事の際にも組み立てられることがメリットです。
▶︎吊り足場
上部から足場を吊り下げる工法です。
下から足場を組み立てられない場所(主に橋梁やプラント工事)で採用されます。
組立の手間と費用もかかりますし、「組立て等作業主任者」という資格が必要になります。
▶︎張出し足場
隣家との距離が近く、下から足場が組み立てられない場合に、
内側の建地から斜材を使用して外側の建地を受け、壁つなぎで補強して組み立てられる工法のことです。
一般的な足場を組めない特殊な現場に採用されるため、「組立て等作業主任者」という資格が必要になります。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
会社名:株式会社 栄建
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業務内容:足場工事一式(規定)