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2024.03.22

ー足場の組み立ては高所作業に必要不可欠|安全に設置する手順を解説ー

建設現場で作業員が安全に業務を行うには、足場の組み立てが欠かせません。

高所作業の事故を防止するには、足場を正しく組み立て、工事完了後は適切に解体することが重要です。

この記事では、足場の組み立ての基本や安全な組み立て手順を解説します。

 

足場の組み立てに関する基礎知識

足場は高所での作業を安全に、かつ効率良く進めるために組み立てます。

組み立ての際には、鋼管、ジョイント、足場板などさまざまな部品を使用し、作業の高さや現場の条件に応じて、最適な部品を選び組み立てなければなりません。

 

足場の安全な組み立て手順

安全に足場を組み立てるには、適切な手順で行う必要があります。

この手順を守ることで、現場の安全性を確保しつつ効率よく組み立てられるでしょう。

この章では、安全な足場の組み立て方について解説します。

これらの知識を身に付けることで、事故などのトラブルを防止し、万が一問題が発生しても迅速に解決できるでしょう。

 

1.安全装備の着用

足場と組み立ている最中に、上からモノが落下したり、高所で足を踏み外したりする可能性はゼロではありません。

万が一、そういったトラブルが発生してもケガのリスクを減少させるために、必ず安全装備を装着しましょう。

 

安全装備には主に以下のようなものがあります。

 

  • ヘルメット
  • 安全靴
  • 安全ベルト

 

2.現場の障害物の除去

安全に足場を組み立てるためには、事前に障害物を除去する必要があります。

工事現場を慎重にチェックし、作業の障害となる恐れがあるものをほかの場所へ移動しておきましょう。

 

足場を安定させるために、地面の凹みや傾きなどをチェックしておくことも重要です。

 

3.部材の運搬

足場の組み立てに必要な部材をトラックから下ろし、組み立て場所へと運びます。

時間と労力を節約して効率よく作業するために、部材を整理して運ぶと良いでしょう。

運んだ部材を使用する順番に並べる、種類ごとに並べるなど、どのように置いたら作業員が使いやすいか念頭に置くのがおすすめです。

 

4.基本枠組みの構築

部材が揃ったら、いよいよ足場を組み立てます。

一般的には、足場の基本枠組みを最初に組み立てます。

鉛直のポールと水平のトランサムを正確に配置し、しっかりと固定しましょう。

 

5.足場板の設置

足場板とは、作業員が立つための平面の板のことです。

落下などの事故を防止するために、足場板をしっかりと固定し、隙間なく設置しましょう。

 

トラブルが発生したら?

ときには、足場の組み立て作業中に何らかの問題やトラブルが生じることもあり得るでしょう。

たとえば、部材の破損や不適切な組み立てによる作業のやり直しなどは、度々見られるトラブルです。

 

これらの問題が生じた場合は直ちに作業をストップし、迅速に適切な対応をしましょう。

現場責任者に報告し意見を仰ぐことも重要です。

 

まとめ

足場の組み立ては、建設作業を安全に、そしてスムーズに行うためにに不可欠です。

この記事を通じて、足場の基本から安全な組み立て方法までを把握し、作業の効率化と事故防止に役立てていただければ幸いです。

安全は常に最優先事項であることをお忘れなく。

 

名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。

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