2019.05.24
足場の有無が外壁塗装の仕上がりを左右します
外壁塗装工事で、何よりも最初に行われるのが、足場の組み立て工事です。
足場架設工事自体は1日で終わりますが、最初に設置された足場は、
その後続く、養生、高圧洗浄、下地処理、塗装といった、
一連の作業の安全性と施工品質を維持し続ける存在となります。
足場は高所での作業を安定させる
足場を組むことによって、建物の周りの空間が作業スペースと化します。
作業スペースが増えることによって足元が安定し、ハケやローラーを使うときに、手元が狂いにくくなります。
また、工具を持ち替えるときには、足場の板に工具をいったん置いて、手を開放することも可能です。
足場を組み立てなくても、脚立でも事足りるのではないかと考える方もいますが、
脚立にはそのスペースがないため、
足元や手元が不安定になり、物や人の落下や、施工ミスのリスクを高めてしまいます。
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現場ごとに相性の良い足場があります
足場には、単管足場、単管ブラケット足場、クサビ足場(ビケ足場)などのいくつかの種類があり、
家の立地や建物の大きさに応じて、適切なものを選んで使用します。
また、足場が設置できない現場では、「無足場工法」が選ばれることがありますが、
ロープやブランコなど、足場の代わりとなる器具を用意しなければなりませんので、
「無足場」と名は付いていますが、足場の一種と考えることができます。
現場の安全性を高める
足場があることによって、高所でも、職人が体制を崩しにくくなり、敷地内での転落事故を防ぐことができます。
また、足元だけでなく、手元の自由度も上がりますので、うっかり工具を落としたときや体制を崩したときに、
とっさに受け身を取りやすくなるでしょう。
さらに、足場の上にいる職人だけでなく、
足場の下にいる家の住人も、物や人の落下による事故から守られるようになります。
作業効率が上がる
足場を組んで、安全かつ安定した作業環境を作ることによって、職人の作業効率もアップします。
工具の持ち替えや施工箇所の切り替え、工事工程の移行がスムーズになり、無駄な時間が削られ、
結果として、工事を予定通りに進めることができるでしょう。
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脚立のみの塗装は時間がかかってしまいます。
脚立でも塗装が行えないことはなく、実際、平屋の外壁塗装などは、脚立だけで事足りることもあります。
しかし、脚立は作業中に左右へ移動できないという大きなデメリットがあります。
一か所の施工が終わるたびに、脚立を次の施工箇所に移動させなければならず、
もし、ひとつ前の施工箇所に不備があったときは、
また元の位置に脚立を戻すことになり、作業効率が非常に悪くなります。
このような不便な施工環境では、
職人の業務怠慢を招きやすくなり、施工ミスや手抜き工事を誘発しかねません。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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