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2023.05.19

足場作業員が行う安全対策とは?安全帯・ヘルメットの着用義務

建設現場で欠かすことのできない足場は高所作業のため、労働災害が発生しやすい環境です。
足場の組立て・解体に関する安全対策は法令でも細かくルールが定められています。

足場作業では足場そのものの安全対策はもちろん、作業員も十分に対策をして安全に作業をすることが大切です。
ここでは、足場作業員が行う安全対策について解説します。

足場作業で必要な安全帯

2m以上の高所作業では、墜落防止の安全対策として足場等の作業床の設置が必要です。
しかしそれが困難な場合は労働安全衛生規則により安全帯を使用しての安全対策が義務付けられています。

安全帯は墜落防止用保護具のことで、原則としてフルハーネス型安全帯の着用をすることになります。

フルハーネス型安全帯は肩や腿、胸などの複数のベルトで構成され、これにより身体が安全帯から抜け出すことや胸部や腹部を過大に圧迫するリスクを低減します。

さらに、フルハーネス型安全帯は着用者の姿勢が逆さまになることを防止する機能もあります。

足場作業ではヘルメットを着用する

高所作業に携わるときには安全対策としてヘルメットの着用が義務付けられています。
労働安全衛生法では以下の作業時にはヘルメットの着用を定めています。

①2m以上の高所作業

②飛来物や落下物がある可能性のある場所での作業

③5t以上の貨物自動車の荷の積卸し

資格を取得する

労働安全衛生規則では、足場からの転落、組立て不備による足場の倒壊などの労働災害が多発していることを受け、安全対策を強化するために足場作業に従事する者には「足場の組立て等作業従事者特別教育」を受講することを義務付けています。

そのため、足場の組立て等に携わる場合は特別教育を修了している必要があります。

このほか安衛則では、つり足場や張り出し足場、高さ5m以上の足場の組立てを行う際は「足場の組立て等作業主任者特別教育」を修了した者が作業を指揮することを定めています。

足場作業に従事する作業員は、安全対策のため資格を取得して、安全管理にも努めることが求められます。

足場作業は作業員の安全を確保して実施する

足場作業では安全な足場を組み立てることはもちろん、足場上で作業をする作業員の安全も十分に確保する必要があります。
法令では安全に関するルールが細かく定められており、実際に起こった労働災害をもとに頻繁に改正もされています。

足場業者は細心の法令に基づいた作業を行うだけでなく、現場に関わるスタッフ全員が正しい知識で安全対策を徹底する必要があります。

名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。

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