2022.06.17
安全第一で作業するために 足場組立・足場作業のときの注意点
建築工事や外壁工事には欠かせない足場ですが、高所作業ですので組み立てや解体、足場上での作業の際には十分な注意をしなければなりません。
ここでは、足場作業の際に注意すべき点をご紹介します。
足場組立・足場作業時の注意点
足場組立・足場作業時には作業員の安全を確保するため、十分な注意が必要です。
具体的には以下のような環境整備を行い、事故を防止しましょう。
通路の整理整頓
通路は他の作業員も使用したり、頻繁に人が通過しますので、資材等の整理整頓を徹底して十分なスペースを確保します。
部材の置き場所は1箇所にまとめるなどルール化して整理整頓を徹底しましょう。
足場上に不要な物を置かない
足場上で作業する際に工具や材料などが誤って落下することを防止するために足場上に余計なものを置いていないか確認する必要があります。
幅木やネットを取り付け、部材や工具の落下を防止します。
転倒災害に気をつける
足場上での転倒災害が起こらないように注意を払う必要があります。
通路や床に工具や材料が放置されていたり、大きな資材を抱えて足元が見えない状態での作業は通路で躓いたり階段を踏み外したりといった転倒災害のおそれがあります。
人が歩行する場所には物を放置しない、足元が見えにくい状態では作業を行わないといったルールの徹底が必要です。
材料・資材運搬時の注意点
材料・資材等の運搬は無理に運ぶと腰を痛めてしまう可能性があります。
台車や一輪車を活用して腰への負担を軽くしましょう。
足場の安全点検の実施
平成21年6月1日から足場の安全点検については十分な知識・経験を有する者がチェックリストを使用して実施し、労働安全衛生規則の改正により点検結果の記録・保存が義務付けられています。
足場の安全点検では
・作業床、手摺、中さん、筋交、幅木、ネット、壁つなぎ、根がらみなどの部材に外れ、緩み、損傷はないか
・脚部の沈下・横滑りはないか
・作業床に材料や工具が放置されていないか
・風に飛ばされやすいものが放置されていないか
などに関して点検を行い、足場や足場部材に異常がないことが確認できるまでは作業を開始することができません。
安全な足場作業は十分な注意が必要
足場組立・足場作業時の注意点について解説しました。
住宅など建物の施工では足場の設置は欠かせません。
足場での作業には整理整頓や安全対策を講じ、十分な安全対策の上作業を行う必要があります。
また足場の安全点検も義務化されていますので、法令に基づいた安全点検を徹底することが大切です。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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