2019.04.12
足場職人になるには?
足場とは
足場とは、主に建築現場などで使われ、高所で作業する際に
安全に効率的に作業をするための踏み台として組み立てられる、仮設の構造物のことを指します。
どんな建物の工事でも安全な設備がなければ作業することができません。
そこで、足場が活躍します。つまり、足場は建設作業での縁の下の力持ちといえますね。
足場の歴史
足場の歴史は古く、紀元前2500年頃のエジプトまでさかのぼります。
皆さんもご存知の大建造物ピラミッドを建てる際も足場を使ったと言われており、
建設とは切っても切り離せない関係です。
そのほかにも、紀元前300年に建設が始まり、
1900年かけて完成した万里の長城も足場を使って建設されたといわれています。
日本で、足場が登場する最も古い記録は、平城京に都が置かれた奈良時代、
757年に「高いところに登る足がかり」という意味のある「麻柱(アナナイ)」という言葉が登場しています。
足場を作る足場職人とは
足場を組み上げる職人を「足場職人」と呼びます。
足場職人は、大工などの高所作業をする人が働きやすいように足場を作っていきます。
「いかに短時間で効率よく足場を組むか」ということに注力する足場職人は、体力や筋力はもちろん、
身体の使い方や、ほかの職人とのチームワークがないといけません。
また、何より大切なのは「思いやり・気遣い」です。
いつも危険と隣り合わせの職業のため、大工などの実際に足場を使う職人さんの安全や働きやすさを考えて
足場を組まなければならないのです。
足場職人になるには?
足場の組み立てには、「足場の組立て等作業主任者」という資格があります。
張出し足場や高さ5メートル以上の足場を組み立て・解体・変更する場合の指揮監督者となるための資格で、
この資格を持つ人が指揮監督しなければ、足場の組み立てを実施することができません。
ほかの現場を回っている等の状況でも、作業主任者不在の状況で作業をすることは違法となります。
資格の取得は、講習の受講と修了試験の合格により取得でき、
3年以上の実務経験か、土木、建築などの専攻で学校を卒業した上で2年以上の実務経験を積む必要があります。
足場の組立て等作業主任者は、労働安全衛生法に定められた作業主任者(国家資格)のひとつであり、
足場の組立て等作業主任者技能講習を修了した者の中から事業者により選任されます。
また、主任者となるための技能講習を修了した者すなわち資格取得者のこと、
あるいは資格そのものを指すこともある。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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業務内容:足場工事一式(規定)