2020.07.10
足場の種類!最適な足場を選びましょう!①
業者が外壁塗装に専念するためには、足場の安全性を確保することが大前提です。
適した足場の種類や設置費用の相場などをあらかじめ知っていれば、
見積もりをとる際に、その業者が足場に気を配ってくれそうかどうか判断することができます。
今回は、足場の種類と、それぞれのメリット・デメリット を
ご紹介していきますのでぜひ参考にしてくださいね!
▶︎足場の種類
足場の種類は大きく9種類に分けられます。順に見ていきましょう。
くさび式足場
工事現場で使用される主要な足場の1つです。くさび緊結式足場とも呼ばれます。
足場の骨組みとなる支柱(鉄パイプ)と、
作業者が歩く床となるアンチ(踏板)などの部材からなる足場です。
部材同士の連結部分はくさびで固定します。
大きく分けてキャッチャータイプ(Aタイプ)、
ビケタイプ(Bタイプ)、三共タイプ(Cタイプ)の3種類があります。
これらのうち、戸建て住宅の塗装で使われることが多いのはビケタイプで、
ビケ足場とも呼ばれます。
ビケ足場の主なメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
・手早く設置・解体ができる
・耐久性が高く、コストパフォーマンスがよい
デメリット
・設置に場所をとるため、隣家との間隔が狭いと設置できない
枠組み(ビティ)足場
単純な支柱ではなく、
工場で生産された鉄製の建て枠とアンチを組み合わせて設置します。
構造が簡単かつ各部材が軽量で扱いやすいうえに強度もあるため、
原則地上45m(14~15階程度)の高さまで組立てが可能です。
主にビルなど高層建築物の工事で用いられます。
メリット
・手早く設置・解体ができる
・安全性が高い
・高く組むことができるため、高層建築物にも対応できる
デメリット
・設置に場所をとるため、隣家との間隔が非常に狭い場合は設置ができない
・部材が大きいため、幅の広い搬入路や部材の置き場となる大きなスペースが必要になる
吊り足場
上から吊り下げるかたちの足場です。
落下などの事故のリスクが高いため、設置作業を慎重に行う必要があります。
橋や工場設備など、足場を地面の上に組み立てることができない工事で使われます。
メリット
・足場を設置する地面がなくても使用できる
デメリット
・事故のリスクが高い
先行足場
建物を新築する工事で使用されるもので、手すり先行工法で組み立てた足場です。
足場の組み立ての際、まず手すりから設置するので、作業の安全性が高まります。
足場の全体に二段手すりと幅木(つま先板)が設置されていれば、
足場を使用する人の墜落事故のリスクが大きく下がります。
メリット
・工事の安全性が高い
デメリット
・高く組めないため、低階層(3階程度)の建物に限られる
・建設予定地を足場で囲うため、資材の持ち込みに制限がかかる
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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