2021.03.26
工事現場を支える縁の下の力持ち!足場材の種類について
建築物の工事に欠かせないのが職人さんが移動するための「足場」です。
足場があるおかげで高所でも安全に作業できるわけですが、
足場とひとくちにいってもいろいろな種類が使われています。
今回は、現場の状況や目的に応じて使い分けられる足場材の種類を紹介します。
▶︎鋼管
足場材の中心となるのが「鋼管」です。
交換は鉄を主原料とする鋼材で作られた円柱状のパイプ材で、
鋼管を全体の骨組みとなる支柱に使って足場が組まれます。
鋼管にはいろいろな長さがあり、高さや幅を使い分け建物にピッタリの足場が組まれます。
複数の交換を組み合わせていくので理論的にはどのような大きさの建物にも対応できます。
高層ビルなど規模の大きい現場では耐久性、
耐荷重性に優れる専用の鋼材を用いた交換が使用されます。
▶︎足場板
職人さんが移動する足場として使われるのが「足場板」です。
鋼管が柱や梁なら足場板は床にあたります。
足場板は別名踏板とも呼ばれます。
その名の通り多くの職人さんに踏みつけられる部材なので耐久力が求められます。
もし足場板が破損すると重大事故につながりかねないため、強度を持った素材が使用されます。
一昔前までの足場板は木製が主流でした。
丈夫で水にも強く杉板や軽くて安価な合板が広く使用されてきましたが、
近年は繰り返し利用できて破損のリスクが低い金属製が主流となっています。
主に使用されているのは鋼管と同じく耐久性に優れる鋼を用いたスチール製の足場板や
軽量で運搬の負担が少ないアルミ製などです。
▶︎接合部材
鋼管や足場板同士を連結し肯定するのが「接合部材」です。
接合部材がなければ足場は成立しません。
接合部材の種類としては鋼管同士を斜めにつないで強度を確保する「ブレス(筋交い)」や
垂直材と水平材が交わる部分の強度を確保四辺形を防ぐ「方杖」、
鋼管と足場板とを固定する「ブラケット」や土台として足場組を支える「ジャッキ」など
用途や使用箇所によって形状の異なるいろいろな部材が使用されます。
▶︎安全部材
工事現場の安全を守るための部材もあります。
高所への移動時に使用される「階段」は現場に無くてはならない部材です。
現場によっては建物側からの動線を使用し階段を設置しないこともありますが、
安全な移動のために多くの現場では階段を足場に組み入れています。
転落防止のための部材が「手すり」です。
高所作業中は安全帯の装備が義務付けられていますが、
何よりも重要なのは転落そのものを防止することです。
足場板とともに手すりを設置することで転落を防止し作業中の安全性を確保します。
足場には実に多くの足場材が使用されています。
さまざまな足場材の中から最適な部材を組み合わせることでどんな現場にも対応可能になります。
もし足場を見る機会があるのならどんな足場材が使用されているのかチェックしてみてください。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
会社名:株式会社 栄建
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業務内容:足場工事一式(規定)