2019.02.08
屋根塗装の足場にかかる費用
当たり前のことですが、足場を設置するには費用が発生します。
足場の費用は設置する場所、地域や業者によっても価格差があり、
また業者に塗装工事とセットで依頼する場合と、足場単体で依頼する場合で費用も変わってきます。
その為、これから説明する費用はあくまで参考価格です。
業者に依頼する場合(一般的な住宅の場合)
一般的に足場の㎡あたりの単価は600円~800円、飛散防止シートは㎡あたり100円~200円と言われています。
業者によっては単管ブラケット足場の場合、
設置に手間がかかるため㎡あたり100円~200円程度高く見積もりされることもあります。
こちらの単価を参考に以下の計算式で計算をしてみてください。
計算方法
①まず足場架面積(足場を設置する面積のこと)を算出します。
足場架面積=[家の外周+8m]×高さ
※足場は外壁から少し離れたところに設置するため、足場架面積は、実際の塗装面よりも大きくなります。
家の外周にプラスする8mは、外壁から足場までの部分の数値です。
②算出した足場架面積をもとに、足場費用を出します。
足場費用=足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)
※上記はあくまで見積書をチェックするための簡易の計算です。詳細な金額は業者に問い合わせてください。
屋根足場を設置する場合は、通常の足場にくらべ費用が高くなる場合が多いです。
屋根の形状、面積によって費用は変わってきますが、通常の足場単価プラス200円くらいを想定すると良いかもしれません。
足場が無料になるケース
倉庫の屋根や勾配のないトタン屋根など平坦な部位を塗装する際、
かつ周囲に飛散しても問題のない場合は足場をかけずに塗装をすることがあります。
その場合ですと、当然足場にかかる費用は0円となります。
ただし2mを超える高さでの作業には足場の設置などの安全対策をとることが労働安全衛生法で定められていることから、
一般住宅の場合では足場をかけなくても良いというケースはほぼありません。
屋根塗装をDIYでする場合でも足場は業者に!
屋根塗装をDIYでしたいから足場も自分でやろう!とお考えの方。
一見足場は簡単に組むことができそうですが、
非常に高度な技術の計算が必要になることから、足場の組立て等作業主任者(国家資格)という資格があるほどです。
技術も経験も少ない一般の人が足場を組んだ場合、
足場が倒れて自宅や近隣住宅へ被害を与えたり、命を落とす重大な事故につながったりする可能性があります。
最も安全性の高いビケ足場を購入した場合、約100万円程度かかります。
何回使用するか分からない足場なのでレンタルすることも可能ですが、
一般向けにレンタルを行っている業者が少ないことから、
費用が20万円以上かかる場合があるようです(面積によって変わります)。
また、現場までの運搬料、組み立て、実際の塗装工事に業者以上に時間がかかることからレンタル期間が長くなり、
業者に頼んだ方が安かったということになりかねません。
屋根塗装自体が高所での作業になり危険であること、かなりの日数がかかることからDIYは決しておすすめしません。
それでもDIYでしたい!という方は、足場は業者に依頼し組んでもらうようにしましょう。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
会社名:株式会社 栄建
住所:〒455-0874 名古屋市港区西福田3丁目924-1
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業務内容:足場工事一式(規定)