2021.12.24
足場工事に技能士資格は必要?無資格でも足場工事を施工できるの?
足場工事は基本的にとび技能士などの資格を持つ方が携わっています。
しかし、無資格の従業員を足場工事に従事せざるを得ないといった局面も少なくありません。
そんな時、資格なしで従事させて良いのか気になることもあるはずです。
そこで今回、足場工事に技能士資格が必要なのかと疑問を中心に解説していきましょう。
資格はなくとも足場工事には従事できる
足場関連の資格というと、とび技能士資格が挙げられます。
しかし、この資格を持っていなくとも足場工事に従事することは可能です。
最悪、安全面と正確な施工さえできれば無資格でも足場工事に従事して、
足場の組み立てや解体を行うことは問題ありません。
足場工事会社によっては、助手の作業員を募集しやすくするために、
無資格者、未経験者でも門戸を開いているところもあるのです。
未経験者を従事させるのは、よほど安全な足場工事に限るなど制限が必要ですが、
経験のある無資格者であれば、問題なく足場工事に従事してもらうことができます。
信用という面では技能士資格など足場工事の各種資格が必要
無資格でも足場工事ができるから、技能士資格は不要では、と思われるかもしれません。
しかし、信用というい面では、
とび技能士資格などの足場工事に必要な資格を保有しておく必要があります。
特に実務経験の証明となるのがとび技能士2級以上の資格です。
この資格は、3級を合格したうえで、数年以上の実務経験が必要になります。
そう言った意味で、2級以上の資格者が従事しているということは、
足場工事の経験者であるという証明になるので、施工主も安心して依頼できるでしょう。
また、足場工事の会社の転職を考えている場合、経験者募集のところでは、
とび技能士や関連の足場の組立て等作業主任者などの資格が求められます。
さらに現場管理などを行う場合、
足場の組立て等作業主任者の資格が必要になることがほとんどなので、
無資格者だけで足場工事ができるわけではない点に注意しましょう。
まとめ
足場工事には資格なしでも従事できるようになっています。
しかし、経験の証明という意味で資格を取得しておくことは重要です。
さらに大きな足場工事の場合は、無資格者だけでの施工は決してできません。
幅広い分野での足場工事や安全な施工をするためには、足場関連の資格は必須といえるでしょう。
足場工事のキャリアアップを考えている場合は、
とび技能士3級などの資格取得から検討してみるのがおすすめです。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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