2021.08.27
足場組立に必要となる資格
2階建て・3階建ての一軒家ならともかく、マンションやビルとなるとどんどん高くなります。
そんな建物の工事に必須なのが足場です。
安全で動きやすい足場を組立てたり
周囲に迷惑を掛けずに解体したりといった作業をおこなうための資格もあり、
それを持っているかどうかで任される仕事も給料も違ってきます。
今回は、足場組立に必要となる資格についてご紹介します。
足場組立て等作業主任者
足場の組立て等作業主任者というのは国家資格です。
受験するには、解体や変更に関わる作業を3年以上しているかどうか、
大学や専門学校で建築や造船に関係する学科を専攻しその後2年以上の実務経験があるかどうか、
それらの条件をクリアしていなければなりません。
こちらを修了すれば、5m以上の構造の足場を組み立てたり解体したり変更を行ったりといった作業で
指揮監督者としての立場を得ることができます。
建築物等の鉄骨組立て等作業主任者
同じく国家資格、現場や学科専攻の経験が必要となります。
鉄骨の組立てやそれに関係する設備や機械、器具に関する知識だけでなく、
作業者への教育に関する知識や関係法令について学び
一定以上の習得ができていることが認められて初めて資格を得ることができます。
とび技能士
知識だけではなく足場をうまく組むためには経験は重要となります。
とび技能士もまた国家資格ですが、こちらは実技試験もあります。
作業の段取りがどうか・実際に組み立てや解体をおこなうことでどの程度の能力を持つのか図るのです。
名称独占のこの資格、取得するまではとび技能士を名乗ることはできません。
1級から3級と等級があり、レベルが上がるとできる作業も給与面でも違ってくるのです。
とび技能士資格3級に関しては実務経験不問となってます。
足場組立ては、その仕事内容から高所にて重いものを持ち運ぶこととなり危険が伴います。
もしも落ちたら命を奪われるかもしれません。
何か落としたらそれが共に働く仲間や下をたまたま歩いていた人に当たって大惨事となることもあるのです。
そのため、いずれも国家資格となっており
大半が経験や知識など条件のもとにようやく受験資格を得るのです。
資格を得るまではもちろん無資格者、その時には行動は制限されます。
何しろ的確な組み立てができませんし施主に不安を与えてしまいます。
取得は必須と言えます。
まずは受験する資格を得るために日々頑張るしかありません。
もしもに備えて、法令などの勉強も同時に進めなければならないのです。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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