2021.05.28
足場が設置できない現場で用いられる吊り足場
建設や外壁塗装をおこなう時に足場が設置されますが、状況によって設置できない現場もあります。
そんな時に活躍するのが吊り足場です。
通常は下から鋼管やパイプを組み立てられていきますが、吊り足場はそれらの方法とは異なります。
▶︎吊り足場で必要な資格
吊り足場は橋梁やプラントなど足場が設置できない現場で使われます。
ほかの方法と違うのは、鋼管を下から組み立てないことです。
また、建築現場で足場組立て等の作業主任者の資格が必要になります。
この資格がないと勝手に吊り足場の作業はできません。
吊り足場をおこなう時に確認すべき点がいくつかあります。
まず1つが使用するアイテムの安全性です。
破損しているもの、作業中危険を及ぼす可能性があるものは交換しておかなければなりません。
そのまま使用すると事故をおこす可能性があり、由々しき事態になりかねません。
また、立ち入り禁止の表示も必要です。
作業中部外者が立ち入ると危険なので、必ず用意しておかなければなりません。
▶︎吊り足場の基準を守って作業する
吊り足場の作業にはいくつか基準があり、作業前にまず点検がおこなわれます。
安全が確認できたら作業に入ります。
各種取り付けがおこなわれ、次に親御パイプの取り付け、ころばしパイプの取り付け、
足場板の敷き詰めをしてパイプの取り付け、その後落下防止網がつけられます。
下から積み上げる足場と違って作業中は姿勢が不安定になります。
そのため、無理な行動や体勢をとると危険です。
作業中は集中して安定感を維持しなければなりません。
▶︎間隔の基準
スタンションの間隔は100mm以内が基本です。
吊りチェーンは1200mm、ころばしパイプは900mm、
足場板の端部のはねだしは100mmから200mm以内、パイプの取り付け間隔は1800mmとなります。
解体現場の吊り足場は、危険をともないます。
事故をおこさないために、作業で使われるアイテムを1つ1つ慎重にチェックしておかなければなりません。
安全に作業を進めるために、現場に携わる作業員1人1人の安全確認を心がけ、点検は必須になります。
吊り足場は、工事現場で足場が設置できない場合に用いられています。
一般的な足場に比べると危険性が高く、足場の組立て等の作業主任者の資格は必須です。
また、注意点がいくつかあり、それらを守らなければなりません。
特に安全性に関わる点検は慎重におこなう必要があります。
名古屋市の足場工事は株式会社 栄建にお任せ下さい。
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